
「人(a person)」「もの(a thing)」「場所(a place)」
これらを伝える時、
「これは〜です」「ここが〜です」
のような表現をしたいことがあります。
そこで迷うのが「This is」と「Here is」
どちらを使えばいいのでしょうか。
This isとHere is:どちらもOK
まず大切なのは、聞き手(話し手)に伝わること。
その視点で考えると、どちらを使っても通じます。

それではこれら2つの表現は全く同じかというと、そうではありません。違うのは「ニュアンス」です。どちらの表現も間違いではありませんが、状況によって、より適した表現があります。
指し示す(紹介の)「This is」
This is…はWhat’s this?Who’s this?に対する回答です。ですから、何かを指し示して相手に紹介したい時はThis is…を使います。
隣にいる人を示しながら
「This is Sato」
地図を指差しながら
「This is Osaka」
自分のペットを指差しながら
「This is my dog」
居場所を伝える「Here is」
Here is〜は、〜 is hereを強調してHereが頭に来た表現です。
つまり、シンプルに言うと、Where?に対する回答がHere is…ですので、場所を伝えたい時(Where is…?という会話の流れ)は、Here is…がよりふさわしい表現になります。
ある場所に自分がいる状態で、
「Here is Osaka!」
ペットの犬を探していて(Where’s my dog?)、見つけたときに
「Here is my dog!」
This is(場所)とHere is(場所)
最も迷うのは「場所」を表現する時ですが、違いはシンプルです。
ある場所を紹介する時はThis isで、居場所を伝える時はHere isです。
例えば、タクシーに乗っていて、駅についた時に、
A:「What’s this?」これ(この建物)は何?
B:「This is Osaka station!」大阪駅だよ!
A:「Then where are we?」ここはどこ?
B:「Here is Osaka!」大阪だよ!
A:「Wow!」おお!