
英会話の秘訣は、よく使われる基本的なフレーズを身につけること。
【英語脳スピーキングー場面別基本フレーズ】では、日常的に使われる様々な場面における基本フレーズをまとめています。
この記事は「バス」に関する基本フレーズです。
- バスに乗る
- バスを降りる
- バスを乗り継ぐ
まずはこの3つの基本フレーズを英語で表現できるようになりましょう。
(バスに乗る)take the bus

バスの基本フレーズ1つ目は「バスに乗る」です。
これは
- take the bus
で表現します。
例えば、電車・タクシーなどは、通常、take a train、take a taxiと表現しますが、バスの場合にはtake the busと定冠詞の「the」をつけて表現します。
この理由は、バスは路線が決められていて、バスに乗ってある目的に行く場合には「特定の」バスに乗る(タクシーのように、どのタクシーに乗っても行き先を告げれば辿り着ける乗り物ではありません)という感覚があるためです。

ただし、take a busが不適切で通じないというわけではありませんので、迷ったらtake a busで表現してもいいでしょう。
実際にtake the busはtake a busより高頻度に使われています(Google Ngram Viewer)。

ポイント.get on the busよりも「take the bus」
日常で「バスに乗ろう」などと表現する時、一般的には「バスで移動しよう」というニュアンスであり、バスに乗る「動作」にフォーカスしているのではありません。
そのため、移動する事全体にフォーカスした「take the bus」で表現します。
もちろん、バスに乗る「動作」そのもの自体を表現したい場合には「get on the bus」と表現します。
ちなみに、バスは狭く閉じられた空間というよりも大きな板に乗っている感覚の乗り物として捉えられるので、in/outではなく、on/offを使って表現します。

(バスを降りる)get off the bus

バスの基本フレーズ2つ目は「バスを降りる」です。バスに乗ったら、目的の駅で降ります。
これは
- get off the bus
で表現します。
バスを降りると表現する場合には、通常、降りる「動作」にフォーカスしているため、get offと表現します。降りる時もすでに特定のバスに乗っているため定冠詞の「the」をつけて「the bus」と表現します。

ポイント.get outではなく「get off」
バスは狭く閉じられた空間というよりも大きな板に乗っている感覚の乗り物として捉えられるので、in/outではなく、on/offを使って表現します。

(バスを乗り換える)change buses

バスの基本フレーズ3つ目は「バスを乗り継ぐ」です。電車が多くない地域では、バスを乗り継いで目的地に辿り着く事があるでしょう。
これは
- change buses
と表現します。乗り継ぎには複数のバスが関わりますのでthe busではなく「buses」と表現します。

ポイント.transferよりも「change buses」
transferと一言で表現することもできますが、transferはバスに限らず、乗り換え全般の表現になりますので、例えばバス→電車、電車→バスなど乗り物が異なる場合も含まれる広い表現になります。ですから、バスを乗り継ぐ場合には、change busesがnaturalです。
まとめー電車:乗る・降りる・乗り換える
